マイナビ2025

PRESIDENT
MESSAGE

社長メッセージ

「まちの価値を高める」
その終わりなき挑戦へ

久保 人司

三菱地所プロパティマネジメント株式会社
代表取締役 社長執行役員

MESSAGE 01

従来の
「プロパティマネジメント」の
枠を超えていく

三菱地所プロパティマネジメント(MJPM)は、オフィスや商業ビル、複合施設など、多種多様な施設の運営・管理を手がけ、リーシングを含めた一貫したサービスを提供しています。業務対象エリアは、東京の大手町・丸の内・有楽町(大丸有)をはじめ、北海道から九州まで全国主要都市に広がり、海外では台北やジャカルタなどアジア地域でも事業を営んでいます。建物単体ではなく、まちを面で捉えたエリアマネジメントを実現するのが私たちの事業の強みです。大丸有エリアはその顕著な例といえ、当社の管理ビル以外とも協働し、さまざまな来街者を巻き込んだプロジェクトでまちの魅力を高めています。当社が長く続けてきた来街者へのおもてなしの取り組み「ひとまちアンバサダー」や、丸の内エリアのオフィス・店舗のワーカー向けの会員制度「Machi workers」などは、まちの価値を一人ひとりに届ける取り組みのひとつです。新築・リニューアル物件では、竣工後のより良い運営・管理のため、建物の計画段階から関与していくことも少なくありません。従来のプロパティマネジメント会社の枠を超え、ものづくり、まちづくりを支えていくのは当社ならでは。培ってきた知見とノウハウのもと、中長期的には国内外のより多くの都市でエリアマネジメントを展開し、まちの価値向上への貢献を目指していきます。

MESSAGE 02

さまざまな拠点で経験を重ね、
成長を続ける

MJPMでは、企業理念「想いをつなぎ、心踊る場を共に。」を支える3つの行動指針として、「挑もう、先へ。」「寄り添おう、心に。」「応えよう、プロとして。」を掲げています。これは、私たちが人財育成で重視する「考動・挑動・協動」にも重なり合います。経験を活かし、プロとして自ら考えて行動すること、より高い目標に挑み続けること、人に寄り添い、周囲を尊重して協力し合うこと――私たちが持ち続けてきた仕事へのポリシーであり、今後も引き継いでいくべきものです。多様な地域で幅広いアセットを扱うだけに、MJPMは各部署でそれぞれ大きく異なる経験を得られるのが特徴です。大丸有でタイムスケールの長い開発プロジェクトに参画することがあれば、地方の商業施設で館まるごとすべての運営・管理を担当することもあるでしょう。世界の中での日本や自社を考える視点を大切に、海外赴任のチャンスにも積極的に手を挙げてほしいと思います。ジョブローテーションによって専門知識を磨きながら、さまざまな場面での対応力を高め、その経験を次の部署で活かしながら、さらに成長を重ねていくことができます。自らが携わる仕事の価値や将来のキャリア像を広い視野で捉えながら、足元では毎日の現場業務に真摯に向き合っていくことが重要です。担当する一つひとつのビル・施設のすべてを把握し、より良いコンディションに向けて、チームで取り組んでいくのが私たちのビジネスの根幹です。お客様との契約交渉、設備の点検・修繕工事から警備・清掃にいたるまで、当社内にはそれぞれの専門家がいます。一人だけでは決してできないことを、お互いの専門性を持ち寄り皆で成し遂げていく、チームプレーの楽しさを味わえる仕事でもあります。

MESSAGE 03

人という最大の資産を
活かすために

人財は、MJPMの最上位の資産です。お客様との信頼関係を築き、「MJPMだから、この施設を任せたい」という無二の価値をつくり出すのは、人に他なりません。人で成り立つ会社である以上、社員一人ひとりのコンディションは常に最優先事項です。人は、心身ともに良い状態でなければ、仕事を充実させることはできません。社員には、まずは自分を大事にし、家族やパートナーを大事にしてほしいと思います。また、「LIVE to WORK(働くために生きる)」ではなく、「WORK to LIVE(生きるために働く)」であることを意識してほしいと思います。社員の「働きやすさ」、そして「働きがい」を一層高めていくため、当社では2016年度から働き方改革を本格化させてきました。現在は専門部署として働き方改革推進部を組織しています。働き方改革推進部のリードのもと、現在、一人ひとりの役割・業務を見直し、組織としての仕事のあり方を進化させる「働き方が変わるプロジェクト」を推進中です。社員各自が効率的な仕事の進め方を考え、課題解決のノウハウを共有するなど、「仕事を変えること」への意識は徐々に高まり、変化が見られてきています。継続的な取り組みにより、仕事の質を高めながら、ワークライフバランスのさらなる充実を図っています。社員が生き生きと仕事ができるように、社内の雰囲気づくりも大切にしており、社員とは「さん付け」で呼び合えるようなフラットな関係づくりに努めています。社長であっても入社1年目の社員であっても人として同じであり、自由に意見を言い合える職場風土が、企業の発展には不可欠です。こうした考え方は採用活動でも何ら変わりません。私自身、求職者の皆さんと直接お話する機会を大事にしていますし、内定後・入社後にも折に触れて一人ひとりとの対話の場を重視しています。これは、MJPMがどれだけ人財に本気であるかを伝える意味でも大切なことだと考えています。学び続ける姿勢を持ち、仲間とともに成長を目指す人にとって、MJPMはチャンスに満ちた環境だと思います。新たなチームメンバーとして、皆さんをお迎えすることを心から楽しみにしています。