マイナビ2025

MJPM MEMBERS

TRAINER×TRAINEE
OJT TALK

トレーナー×トレーニー対談 01 営業管理系総合職

MJPMは、営業管理系総合職の新入社員として入社後2年間、同じ部署の先輩がトレーナーとして付いてOJTで一緒に業務に取り組み、実践を通じてPMの基本を学んで一人前のプロパティマネージャーとして成長していく人財育成制度を用意しています。ここでは、OJTをリードするトレーナーと、知識・スキルの吸収を図るトレーニーに登場してもらい、業務の様子やそれぞれの思いを語り合ってもらいました。

Members Profile

  • 室川 秀太

    TRAINER

    室川 秀太

    2014年入社

    営業管理系総合職

    入社後、担当エリア内でオフィスビル等を複数担当。2020年には、最新ビルの竣工前PMにも携わり、その後も、同物件の運営管理を行っている。

  • 室川 秀太

    TRAINEE

    久高 碧月

    2021年入社

    営業管理系総合職

    経済学部経済学科出身。MJPMのインターンシップに参加し、建物や街の良い環境を創造し維持するプロパティマネジメントという仕事に関心を抱き、不動産管理分野を中心に就職活動を展開。風通しの良い社風に最も魅力を感じて入社。

Members Talk 01

事前シミュレーションと振り返りでスキルの着実な習得を図る

現在、どのようにOJTを進めていますか?

室川オフィスエリアと商業エリアを擁する大規模複合施設の運営管理業務の中でOJTを行っています。テナント様の訪問や打合せに同席してもらうほか、考え方や手法などをレクチャーしながら収支状況に関する書類を協働で作成するなどデスクワークに取り組むこともあります。新型コロナウイルス感染症への対応でリモートワークの機会も増えましたが、その場合は事前に口頭やメールで、どのような業務に取り組んでもらいたいかの指示を伝えるとともに、社内ツールでリアルタイムにコミュニケーションを図れる場を確保しています。

久高リモートワークなどにより遠隔でのやり取りになることもありますが、出社の際は室川さんとタイミングを調整し、一緒に行動するようにしています。運営管理業務はもちろん社会人としても初歩からのスタートなので、テナント様と向き合う姿勢や、複数の業務を同時並行で効率よく的確に進めていくといった室川さんの行動のすべてが参考になります。仕事が始まって驚いたのは、協力会社に社内の各部署など、想像していた以上に多くの所と関わりがあること。それぞれに伝えたり確認しておかなければならない事項があるため、自部署との関係を頭の中で整理し、誤りや抜けがないよう意識して日々の仕事に取り組んでいます。

室川入社1年目なので当たり前ではありますが、たまに確認内容の不足なども見受けられるため、この後どのように業務を進めていくかのシミュレーションと終了後の振り返りを一緒に行い、業務の習得と質の向上を図っています。知識やスキルが多少及んでいないとしてもまずはやってみよう、という前向きさが久高さんの長所。このままアグレッシブに取り組んでもらえば、素晴らしいプロパティマネージャーとして成長していくと期待しています。

Members Talk 02

仕事の本質を理解し、判断力と応用力を養う

一緒に仕事をする上で心がけていることはありますか?

室川新たな業務に取り組む際には「どんな契約や規約に基づいたものなのか」など根本のところを説明し、理解してもらうようにしています。当社は大規模複合ビルから小規模物件、商業施設など多種多様な物件の運営管理業務に携わっていますが、「オーナー様・テナント様・利用者それぞれの満足度を最大化する」という目的は同じです。業務の本質を理解する姿勢を今から身につけることで、どんな物件も担当できるような判断力と応用力を育んでほしいと考えています。

久高室川さんはかなり基礎のところからわかりやすくかみ砕いて教えてくださるので、背景なども理解でき、着実に知識や経験値を積むことができていると感じています。疑問点が生じたらその都度お聞きし、わからないことをそのままにしないようにしています。ほかに心がけているのはメモを取ることです。入社直後にその習慣はなかったのですが、室川さんや他の先輩方からアドバイスをいただいて、メモを取るようにしました。すると振り返りもスムーズにでき、業務の理解度が高まった気がします。

室川ある時、久高さんのメモを目にしたのですが、細かく書き込まれていて真面目さに驚きました(笑)。周囲の指摘に耳を傾け真摯に受け止めようとする姿勢は信頼の獲得につながりますから、この仕事をする上でとても大切なものだと思います。

OJT開始から5カ月。今感じる手応えや課題とは?

室川「今、何かできることはありますか?」「これをやっておきますね」といった声がけをよくしてくれるようになって、自分から仕事を探しに行く様子に成長を感じています。それに、一度教えたことはほとんど完ぺきにできるようになっているので、今後、久高さんに任せようと思う業務も増えてきました。

久高当初は自分でも歯がゆくなるほど何もできない状態でしたが、室川さんを始め周りの先輩方のおかげで業務経験を重ね、少しずつではありますができることも増えたように感じます。自分が会社の代表としてテナント様に接する機会も増えました。一方でお問い合わせにすぐ応えられなかったり、どの部署につなぐべきかの判断に戸惑うことがあり、課題に感じています。

室川専門知識が求められる内容も少なくないのでその場で回答しようと焦る必要はなく、先方の知りたいことは何かを把握し、適切な部署とスムーズに連携してお答えする一時窓口の役割を果たせれば、現状は十分。久高さんはとても頑張っていると思いますよ。

Members Talk 03

さまざまな年代・職種の社員から学び、知識の幅を広げる

部署全体でのOJTに関する取り組みなどはありますか?

室川トレーナーだけでなく、部署やチームで接するさまざまな年代・職種の社員から幅広く知識を習得してもらうことが所属部署の方針です。久高さんには私以外の社員が担当する打ち合わせや内覧の立ち合い、緊急事態への対応訓練などにも積極的に参加してもらっています。また、年次の近い入社2・3年目の社員がトレーニーに気を配り、困っている様子に気づいたらすぐに声をかける風土も当社の良さのひとつです。

久高OJTの各期間にどういった業務をマスターするかの目標建ては室川さんと行いますが、その内容を部長やユニット長に確認してもらいご意見もいただくので、自分の現状や今後の方向性が部署全体で共有されている安心感があります。周囲に気軽に相談できることも心強く、ビジネスマナーに少し不安を感じた際には、年次の近い先輩に教えていただくこともあります。

今後に向けた目標を教えてください。

久高直近では宅地建物取引士(宅建)の資格を取得すること。試験を来月に控えているので、ただいま追い込みの真っ最中です。業務面では一つひとつの案件に丁寧に取り組み知識と判断力を磨いて、2年目のOJT期間終了時には一人前のプロパティマネージャーとして周囲の皆さんに認めていただける実力を獲得していたいと考えています。

室川担当している物件が開業したばかりという状況もあってテナント様の期待度も高く、それに着実にお答えしていくのは私たちでも大変なことです。トレーニーの久高さんにとっては高度なことも多いかもしれませんが、臆さずいろいろなことに挑戦してほしいと思っています。MJPM品質を実現するプロパティマネージャーとして、一緒に成長していきましょう。

※掲載内容は取材当時のものです。